今日は別に記念日でもなんでもないんだけど。
特別な日じゃなくても
写真を撮れば、今日が残る。
「このときちょっと疲れてたわ」
「寝癖ついたまんま!」「変な顔ばっかり。」
「なんでこんなに笑ってたんだっけ」
どんな顔でも、大切な人の 今日の顔。
大切な人の写真が欲しいのは、当たり前のこと。
今を記憶に 記憶を写真に 写真をカタチに
生きる力を与える 生きている証を残す
そんな想いで、私は今日も写真を撮ります。
今日の顔
赤ちゃん
記念写真を1番多く撮る時期だけど
パパやママにがっしりしがみつく姿
ちょぼちょぼの髪の毛
指しゃぶり、歯が無い
むちむちの腕と足
赤ちゃんのときにしか
見られないことがたくさんある。
大人
頻繁に写真を残すのは
大抵子供時代までで、
20歳を超えると家族ができるまで、
いやできても撮る機会が一気に減る。
そもそも撮る理由がなかった。
自分の写真が欲しいのは、
自分以外の人だったりする。
子供
自我や個性は
写真にしっかり写し出される。
人見知り、好奇心旺盛、頑固、
楽観的、おおざっぱ、几帳面
急に好きなものを熱弁し出す
カメラを向けると全力でピース
カメラを向けると、、下を向く
写真を撮るたび変化する我が子。
写真は全部笑う必要なんてない。
達成
人生の一大イベント!!
ってほどじゃないけど、
初めてできて嬉しかった日。
歯が抜けた、自転車に乗れた、
大会で優勝した、引っ越しをした、
このときの嬉しい気持ちを
写真に閉じ込めておく感じ。
タイムマシーンとちょっと似てる。
変化
ばっさり髪を切った。
仕事を始めた。辞めた。
家族が増えた。減った。
病気になった。治った。
生きていると必ず何かしらの
変化が訪れる。その度に
自分の表情も一気に変化する。
感謝
母の日 父の日
この日になると、必ず思い出す あの人の顔。
共に過ごした日々、喧嘩、愛情。
一緒に撮るのは照れくさい。なら、
自分の今日の顔を、
家族に送りつけるのもありだと思う。
究極の親孝行。